新長田の再開発ビル、アスタくにづか1番館の地階に位置する「食の棚フーケット」は、阪神淡路大震災で全焼した旧「まるは市場」の有志が集まり、平成14年に誕生した食品スーパーだ。「フーケット」とは「フード(食品)」と「バスケット(かご)」をあわせた造語で、この店であらゆる食材を揃えられることを表現している。 明るくポップな雰囲気が漂う店内には、一目見てその品質の高さが伺える色鮮やかな野菜や果物、肉、魚といった生鮮品が所狭しと並ぶ。あふれそうな食材に囲まれ、笑顔で働くスタッフたちの、市場らしい気さくで元気な接客も印象的。 生鮮三品と塩干、惣菜の各部門を、かつての市場の専門家が担当することで、良い品を、お値打ち価格で提供することに成功しており、店内はいつも大賑わい。快適なショッピングスペースと、市場らしい専門性が見事に調和した、活気あふれるスーパーだ。震災から再生したまちを象徴する「フーケット」に、地元のファンは多い。