店主はもともとアジアの奥地を周るバックパッカー。長期に渡るミャンマーでの生活で現在の夫に出会うと供に、現地の家庭料理を習得した。店を始めるきっかけとなったのは、日本の友人に料理を振舞った時の「お店を出してもやっていけるね!」の一言だった。まずは丸五市場で平成20年に計5回開催された「丸五アジア横丁ナイト屋台」のすべての回に出店し、地域の評判と自信を得た上で、その年の12月1日「ミャンマーカレーTeTe」を構えるに至った。
カレーはミャンマーでは「ヒン」と呼ばれる、ポピュラーな家庭料理である。スパイスをほとんど使用せず、ニンニクやショウガ、タマネギ、ウコン等から得られる優しい味が特徴。店主が農場をしている親類から直接仕入れる有機野菜、特にその甘いタマネギを使わなければ、この味わいは生まれないという。
店主はミャンマー人の亭主とともにフレンドリーな店づくりを目指し、毎日心温まる優しいカレーづくりにはげんでいる。食べた人がミャンマーを思い描けるような料理を提供し、丸五市場にアジアの市場のような賑わいをもたらすことが、二人の夢だ。