「肉の名門マルヨネ」の店主は、昭和38年に親の経営をする「肉のデパートマルヨネ本店」から独立し、丸五市場に店を構えた。創業当初から神戸ビーフを中心に高品質な牛肉と豚肉を取り扱っており、「お手頃でおいしい国産のお肉」を地域へ届けている。
震災の日は、休業日のため火を使用することがなく、火災による被害を逃れることができた。幸いにも、前日に商品として仕込んでいた約100人分のカレーが無事であったため、婦人会の行う炊き出し品として寄付されたその温かい食事が、地域の人達の心と体を温めた。
このような地域貢献を一つのキッカケとして、地元民に愛される店舗づくりを従業員一同で進め、より一層地域へ根ざした営業を志すようになった。自慢の逸品である新長田名物“マルヨネのぼっかけコロッケ”は、いまや地域のイベントには欠かせない。それを食した来訪者を虜にすることで、地域のにぎわいを牽引している。