宇治川センターの中ほどに位置する「宇治川かまぼこ」は、祖父から3代に渡るかまぼこ店の老舗。現在の場所には昭和32年、父の代で移転した。現在は3代目の店主が歴史あるかまぼこ店の味を守っている。
かつての宇治川地域には、多くの家族が住み、その食卓のおまけの一品として、「宇治川かまぼこ」の商品が重宝されていた。震災で状況は一転、かつての常連も少なくなり、商売の規模は小さくなったが、こだわりの味を忘れられないファンのために、現在でも昔ながらの製法でかまぼこを作り続ける。
豊かな味の秘密は、ハモのすり身を惜しみなく使うこと。丸のまま仕入れた大型のハモをさばき、他の白身魚をブレンドしたかまぼこは、旨みの強い一品に仕上がる。地元の人が中元の品に困ることはない。
タイミングが良ければ店頭で揚げたてが味わえる野菜コロッケは、おかずやお酒の肴にするのはもちろんのこと、まち歩きのお伴にも最適だ。