大手メーカーで修行した菓子職人が1969年に独立し、宇治川センターに構えた洋菓子店が「エトワール・ドゥ・神戸」だ。店内に設置されたあざやかなオレンジ色のオリジナルカラーオーブンの存在が印象的。吟味した素材から手間隙惜しまずにつくられる可愛らしい洋菓子が人気で、創業から40年にも渡り、下町のケーキ屋さんとして、神戸の人々に愛されている。
現在店を取り仕切るのは、本場フランスのパティシエの元で学んだ経験を持つ二代目店主。先代が育ててきたやさしい味の洋菓子と、現在の流行を取り入れたスタイリッシュで濃厚な洋菓子が店内を彩り、店を訪れる人の目を輝かせている。代替わりを含む長年の営業にあっても変わらない菓子工房としてのコンセプトは、商店街という立地にあって、子供からお年寄りまで幅広い客層に愛される洋菓子を、毎日心を込めて焼き上げること。素材の良さを活かした洋菓子の味に加え、優しい雰囲気漂う店内で接客するスタッフの誠実さが、「エトワール・ドゥ・神戸」のファンの心をつかんで放さない。