畑原市場にかつて存在した「久保田商店」は、うなぎをはじめとする川魚や鯨肉の専門店だった。この創業者の息子に当たる人物が、1985年に畑原通りに創業したのが「サンデーパパ」だ。魚・肉・野菜という生鮮3品の販売に加え、それらを食材として店内で手づくりされる自家製弁当が人気で、配達にも対応する心配りから、地域の人々に好評を博した。
震災で店舗が全壊したのを機に、古巣である畑原市場の現在地に移転する。地域では単身世帯の増加や高齢化が進んでいたことから、「サンデーパパ」でつくられるお弁当・お惣菜がより地元の人々に喜ばれるようになっていた。
夫婦がつくる惣菜は、店主の母から受け継いだ、懐かしさあふれる田舎のおばあちゃんの味。野菜をたっぷりと使った美味しくて身体に優しい和惣菜が、地元の食卓の豊かさを支えている。